[Marketing Cloud] Automation StudioでJourneyと連携したいんですけど!?
はじめに
こんにちは、テックブログをお読みいただいてるみなさん。
最近、Marketing Cloudを導入することになり、その中で「のりかえGOメール配信」を行うために、単発のメール送信よりも、Journeyを作成して自動化処理をトリガーにしたいと考えています。
Journeyとは、顧客がある一定の行動を起こした際に、自動的に複数のマーケティング手法を展開する仕組みです。例えば、顧客がメール内の特定のリンクをクリックしたら、その後に関連する情報を自動的に配信するなど、自動化されたマーケティングの一環です。
残念ながら、Automation StudioでJourneyをアクティビティとして追加する方法が見つからず、悩んでいました。そこで、いろいろ調査した結果をブログにまとめてみました。
メール配信の相棒
Journey Builderを使用する理由はいくつかあります:
・分岐、ランダム性、エンゲージメントの活用が可能
・Salesforceとの連携が可能。例えば、タスクやケースの作成、オブジェクトの更新など
ただし、Journey BuilderではスクリプトやSQLクエリの実行ができません。例えば、大量のメールを送信する前に同期済みデータソースをマージする必要がある場合などです。そのような場合は、Automation Studioでこれらのアクティビティが完了した後にJourney Builderを呼び出す必要があります。
したがって、Automation StudioとJourney Builderを統合して、メールを配信するのが望ましいですね。その設定方法を一緒に見ていきましょう。
設定まわり
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Automationを作成して、開始ソースとしてスケジュールを追加します。スケジュールを将来の時間に設定して保存します。保存しないと後続設定がうまく出来ないので、忘れないでくださいね。
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アクティビティ(SQLクエリやフィルターなど)を追加します。これはJourneyと連携するにあたって必須です。データエクステンションが選択されていない場合、Journeyをトリガーすることができません。
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Journeyを作成します。エントリーソースとしてデータエクステンションを追加します。ステップ2で使用されているデータエクステンションを選択します。これが大事です。違うデータエクステンションを選択してしまうと、ステップ1のAutomationと連携できません。
※この時点では、Journeyを保存してAutomationに戻っても、アクティビティからJourneyを選択できません。なぜなら、Automationのアクティビティには「Journey」という選択肢が存在しないからです。焦らずにお待ちください。今から、マジックをお見せします!
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Journeyで、キャンバスの下に表示されている「スケジュール」をクリックして、スケジュールの種別で「オートメーション」を選択した後、「選択」をクリックします。「オートメーション」が非活性で選べない?ステップ1に戻ってAutomationを保存してみたら?
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「スケジュールのサマリー」で「スケジュールの設定」をクリックして、ステップ1で作成したAutomationを選択します。
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連絡先の評価を編集して、Journeyで処理するレコードを指定します。
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メールやフローコントロールなどを追加します。
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準備完了!Journeyを検証して、アクティベートしましょう。ここでアクティベートしてもすぐにメールを飛ばさないので、心配はいりません。送信タイミングはAutomationに依存していますからね。
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Automationに戻って、Journeyが勝手にAutomationに追加されましたよね。凄いと思わないですか?
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最後に、Automationを思い切ってアクティブしましょう。Automationがトリガーされるたびに、Journeyもトリガーされるようになっています!
お疲れ様です。ここで、コーヒーを飲みながら一息入れることにします。皆さんもお気に入りの飲み物でリフレッシュして、メール自動配信の楽しみを味わってみてくださいね。
それでは、良いマーケティングを!
出典:https://www.softwebsolutions.com/resources/salesforce-integration-with-marketing-automation.html
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