【学びの道の駅】社内Podcast、はじめました
この記事は KINTOテクノロジーズアドベントカレンダー2024 の2日目の記事です🎅🎄
はじめに(活動の背景紹介)
こんにちは。学びの道の駅チームの「きんちゃん」です。普段はコーポレートエンジニアとして「全社で利用するITシステムの維持管理」を行っています。
最近は「生成AI活用プロジェクト」や、「技術広報グループ」という組織にも所属し、色々と活動しています。
さて、以前のテックブログで「学びの道の駅」の成り立ちについてご紹介しました。
その中に「社内Podcast」の活動について記載していました。今回の記事では、このPodcastへの取り組みについて詳しくご紹介します。
このPodcastの取り組みは、学びの道の駅メンバーであるHOKAさんのこんな想いから始まりました。
- 社内の色々な取り組みを、Podcastで発信していきたい!
とてもシンプルなモチベーションだったことに加えて、基本的に「Noを言わないメンバー」が集まっていたこともあり、学びの道の駅チームの活動として取り組んでみることになりました。
もちろん、学びの道の駅チームの取り組みなので、「学びのための情報発信」とうまく組み合わせる必要があります。
あれこれ議論の上で、以下の形にまとまりました。
- 社内で勉強会を主催・運営・参加している人にインタビューをする。その内容を配信する
ねらいは、以下の通りです。
- 「社内に多くの勉強会があるけど、どんな人がどんな想いで開催しているんだろう?」という疑問に答えられる
- 実際に参加した人のナマの声を聞いて、価値を感じてもらえる
- もし興味を持ってくれる人がいたら、勉強会参加のきっかけにできる
- 色々な勉強会の存在を見える化(聴こえる化)していくと、社内に「学びの文化」が根付いていく
「Podcastって何だっけ?」
Podcastをやろう!と決まったものの、「何をどうやるとPodcastになるんだっけ?」という疑問が出てきます。
- インターネットラジオの形で公開するもの?(社外の人も聴くのかな?)
- 専用のアプリで配信しなければならないもの?(配信する側も聴く側も準備の手間が…)
- 設備とか、どういうものが必要なんだっけ?
考えれば考えるほど色々な壁が出てきます。
とは言え、我々はシンプルに「社内の情報を社内に届ける」ことを価値としたいので、「まずは出来る仕組みでプロトタイプを作って手触り感を試す」「その後のフィードバックを受け、カイゼンしていく」という「アジャイルなマインド」で進めることとしました。
さぁ、最初のインタビューだ!
そうと決まれば、インタビューすべき勉強会の選定です!
ちょうど良いタイミングで、社内で「合同勉強会」という大型の勉強会が開催される予定があったため、初回はその勉強会へと参加し、運営チームの皆さんへインタビューを実施する事となりました。
しかし、参加当日にバタバタしてしまい、当日の録音はできず…。
結果、代替案として「後日、運営メンバーの皆さまに集まってもらい、インタビューする形式」を取る事としました。(実は、この代替案が今後のPodcastのカタになっていくのでした)
実際のインタビューの場はとても盛り上がり、無事に収録が完了できました。
しかし、そこで新たな難関が!
実は、「どのようにPodcastコンテンツを作るか?」「どうやって配信するか?」をまったく決めないまま、ここまで来ていたのです。
チーム内で議論しながら試行錯誤の結果、以下のような形に落ち着きました
- 録音したデータの加工
- Clipchamp(Microsoft365ファミリー製品)を利用し、音声メインの動画ファイルとして仕上げる
- 配信方法
- 社内のSharepointにファイルを置いて、それを皆さんにPCやスマホ上で開いて再生してもらう
最終的なPodcast公開フローは、
- コンテンツを完成させる
- 学びの道の駅チーム内レビューを実施
- インタビュイーのレビューを実施
- 上長レビューを実施(初回実施した上で、大きな懸念がなければ2回目以降は我々に判断を移譲していただく)
- 社内アナウンス(=公開)
となりました。あくまでも社内向けコンテンツという事を前提に、シンプルなフローを整備しました。
その後、すべてのチェックが通った上で、晴れて社内に公開できました!
その後のPodcast
初回のPodcast公開で自信を付けた我々は、2回目、3回目の企画を進めていきます。
インタビューを繰り返すたびに、我々の中に知見が貯まっていき、一定のカタ化ができるようになりました。
- 企画のカタ
- 社内の勉強会や、情報発信の活動の情報を集める
- 学びの道の駅チームから運営メンバーへアプローチをして、インタビューを実施する
- インタビューした結果をPodcast化する
- 運営チーム、インタビュイーのレビューを経た後に、公開(社内アナウンス)する
- 録音・編集・配信のカタ
- インタビューはZoomで行う(メンバーがそもそも多拠点に散らばっているため)
- マイクは各人のPCマイク、会議室のマイクを利用する。音質はいったん妥協する
- Zoomの録画データを音源とする
- 音源データはClipchampを利用して編集・加工する
- 音源データを編集後、社内のストレージ(MS SharePoint)に保存する
- 視聴者はMS Stream経由で配信を聴く
このカタ化ができたことで、スムーズに仕組みが回るようになり、現在までで11本のコンテンツを配信できました。
今後について
このPodcast配信活動を続ける中で、我々の中に「もっとこういう拡がりを作っていきたい」という気持ちが湧いてくるようになりました。
- 勉強会以外にも、色々な形で社内活動をされている方々にインタビューしたい
- マネジメント層の方々にインタビューして、普段考えている事を社内の皆さんに聞いてもらいたい
- 社内に限らないアウトプットをしていきたい
来年以降も、学びの道の駅チームは積極的に情報発信していきますので、皆様お楽しみに!
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