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JSConf JP 2024 参加レポート

Cover Image for JSConf JP 2024 参加レポート

はじめに

こんにちは!
先日、弊社もプレミアムスポンサーを務めた「JSConf JP 2024」が行われました!
今回は実際に現地参加したメンバーによるセッションレポートをお届けします!

ITOYU

You Don’t Know Figma Yet - FigmaをJSでハックする

https://jsconf.jp/2024/talk/hiroki-tani-corey-lee/
Figmaはブラウザで開ける、だからこそdevtoolsを使ってJSで操作出来るということを知りました。
Figma公式が用意しているAPIを、figmaグローバルオブジェクトを使って操作することで、要素のCSS情報を取得したり、レイヤーを作成したり出来るそうです。
Figmaがブラウザで開けるからこそのメリットを最大限に活かせるということで、Figmaの無限の可能性を感じました。
グローバルオブジェクトを通して出来ることについては、以下のFigma公式ドキュメントを参照してみてください。
https://www.figma.com/plugin-docs/api/global-objects/

幸せの形はどれも似ているが、不幸なプロジェクトはそれぞれの形がある

https://jsconf.jp/2024/talk/mizchi/
普段mizchiさんがパフォーマンスチューニングのコンサルをする中での経験を元に、パフォーマンス課題の発生傾向を紹介していました。
その中で「安易なアンチパターンの採用をした結果、後々爆発する」という話を聞いて、私の過去の経験を思い出しました。
ドキュメント上では非推奨とされているけど、目の前の問題を解決するためにStackOverflowで見つけたHackを採用した結果さらに厄介な問題を引き起こすという経験、あると思います。
その場しのぎの解決策を採用するのではなく、根本的な解決策を見つけることが大切だとあらためて感じました。

nam

生成AIでコーディング試験を解いてみよう(株式会社ハイヤールー)

https://jsconf.jp/2024/talk/hireroo/
このワークショップの主催は、コーディング試験サービスを提供しているHireRooさんなので、正真正銘本物のコーディング試験です。
その本物のコーディング試験を生成AIで解いてみる、という通常は試す機会のないワークショップでした。
(セッションだと思い込んで見に行ったところ、PCが必要だった模様…申し訳ないですがHireRooの方のPCで解かせていただきました。すみません…)
Chat GPTで取り組んだのですが、問題文だけをそのまま渡してもなかなか思った通りのコードは返ってこず…やはり工夫が必要でした。そうウマいこといきませんね。
ちなみに実際にコーディング試験で生成AIを使うと結構わかるそうです。

LT: JavaScriptを支えるエコシステム(漫才)

https://jsconf.jp/2024/talk/ecma-boys/
このセッションでは、登壇者の方のお母様が今気になっているパッケージマネージャーやバンドラーの名前を忘れてしまったそうで、お母様から聞き出した特徴をもとにそれらが何なのかを推測する、という内容でした。
「オカンが気になっているパッケージマネージャー」など、パワーワードが頻出しており大変興味深かったです。
個人的にはバンドラに関する話題で「設定ファイルがわかりやすいならwebpackではない」と断じられていた部分が心に残りました。

きーゆの

LT: JavaScriptのモジュール解決の相互運用性

https://jsconf.jp/2024/talk/berlysia/
このセッションではJavaScriptのモジュール解決についてお話されていました。
つい最近もSwiperを含むコンポーネントのUT実装でCJS/ESM問題に直面し、モジュール解決の知識不足に危機感を抱いたばかりでした。
また、JestからVitestへのマイグレーションもチーム内で少し話題になったこともあり、この辺りの話はしっかり理解しておく必要性を感じました。
ちなみに、私にはとても難しく、聞くのがやっとでした🥲
早くこの手の話にうんうんできる人になりたいです。

LT: クルマのサブスクサービスをNext.jsで内製化した経験とその1年後

https://jsconf.jp/2024/talk/kinto-technologies/
自社のセッションになります。
内製化PJは私が入社するよりはるか昔の話なので、歴史を学ぶ意味でも聴講しました。
技術スタックが担当しているプロダクトとほぼ同じなので、課題や今後の展望も自分事として受け取りました。

Ren.M

LT: romajip: 日本の住所CSVデータを活用した英語住所変換ライブラリを作った話

https://jsconf.jp/2024/talk/kang-sangun/
こちらのセッションではromajipというライブラリの制作についてお話しされていました。
個人的に郵便局だけでなく、デジタル庁も日本の住所マスタを提供しているのが驚きました。
また、同名の地名などの対策などが大変そうだなと感じました(東京と大阪にある日本橋など)
私自身もライブラリを自作する機会があれば躓いたポイントやこだわりをまとめておきたいです!

LINEヤフーにおけるPrerender技術の導入とその効果

https://jsconf.jp/2024/talk/masanari-hamada-tomoki-kiraku/
こちらのセッションではLINEヤフー様によるPrerender技術の導入検証ついてお話しされていました。
Prerenderとはリンクをホバーしたタイミングで遷移先のページを事前に読み込む技術のことのようです!
その結果、ページ表示スピードを格段に上げ、ユーザ体験を大幅に向上させます。
LINEヤフー様では様々な検証した結果、導入には至らなかったとのことでした。(リンクの密集問題など)
しかし、使い方によっては格段に読み込みスピードが早くなりそうでしたので私もこれから勉強してみたいと思いました!

ノベルティ

スポンサー企業のブースを回り、様々なノベルティをいただきました!
個人的にメルカリ様の「SOLD OUTキーホルダー」が嬉しかったです!
公式Tシャツとトートバッグ
公式Tシャツとトートバッグ
スポンサーノベルティ
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おわりに

いかがだったでしょうか!
来年のJSConf JPもぜひ現地参加できればと思います!
ここまでご覧いただきありがとうございました!

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