Slackプロフィールを活用した社内コミュニケーション活性化の新しいアプローチ

この記事は KINTOテクノロジーズアドベントカレンダー2024 の9日目の記事です🎅🎄
弊社KINTOテクノロジーズは、300人を超えるエンジニア中心の組織です。複雑化する事業環境の中で、私たちは常に組織の効率性と創造性のバランスを模索し続けています。拠点の分散やリモートワークの増加により、部門を超えたコミュニケーションは限定的なものとなり、この課題に真剣に向き合う必要がありました。
この記事では日々のコミュニケーションで利用しているSlackを軸にどのように組織を活性化するのか、そしてSlackをベースにタレントサーチを構築してどのようなことを実現しようとしているのか、その取組の第一歩をご紹介すべく技術広報グループの中西が書いています。
タレントサーチとは社員のスキル情報をデータ化して検索できる仕組みのことです
なぜタレントサーチが必要だったのか
効率的に業務をこなすことは大切ですが、イノベーションを生み出すためには、偶然の出会いや「無駄」に思える会話が実は重要な役割を果たします。私たちの組織では、日々の業務に集中するあまり、「暗黙知」や「潜在的な可能性」を見落としがちでした。
例えば、「このスキルを持つ人はいないだろうか」と思っても、誰に相談すればいいか分からない。組織の規模が大きくなるにつれ、こうした情報の非対称性は深刻な課題となっていました。そこで私たちは、Slackプロフィールを戦略的に活用し、この課題に正面から取り組むことにしたのです。
Slackプロフィール活用のメリット
技術広報グループの視点
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これまで目立たなかった人材の発見
組織内には、その才能や可能性に気づかれていない人材が多く存在します。技術広報グループのメンバーは日々社内の皆さんとコミュニケーションを取っておりますが、それでも全ての社員の皆さんを深く知ることは難しく、Slackプロフィールは、そうした「隠れた人材」を可視化する新しい手段となっていきます。 -
プロジェクト支援の迅速化
適切なスキルを持つ人材を素早く特定できることで、プロジェクトの立ち上げや課題解決のスピードが劇的に向上することを期待しています。今までは、〇〇というスキルを持っている人居ないですか?などと社内でも口伝てで探し回ったりしていますが我々のような組織のハブとなる組織を介さずにコミュニケーションが取れるネットワークを構築していくことは今後の組織の成長にとってとても重要なことです -
部署間のコラボレーション促進
これまで技術広報グループでは、社内の勉強会や交流イベント、社外講師をお招きしての勉強会など、様々な企画を実施し、それまで接点のなかった部署間でのつながりを作り続けることで社内でも自然にコミュニケーションが発生し、一度繋がったところから数珠つなぎにネットワークが構築され、日々新たなコラボレーションが生まれています。今回のSlack施策もそれに拍車をかけていくことでしょう
全社員にとってのメリット
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キャリア成長の機会拡大
自分のスキルや興味を明確に表現することで、これまで気づかなかった新たな可能性が開かれます。自分では思わぬキーワードでつながることで、草の根で様々な機会が生まれてきます。これは単に業務に限らず、共通の悩みを持つ方々がお互いに学んで成長する機会が生まれてきます。 -
スキルを持つ同僚への素早いアクセス
具体的には、新入社員が「Next.jsに詳しいフロントエンドエンジニア」を探す際、Slack上ですぐに簡単に検索できるようになり、学習や課題解決における大きな助けとなっていきます。Slack上でメッセージを検索する延長線上に社内のタレントデータベースが構築されて検索できるようになります。 -
自然な社内交流の活性化
社内には様々な趣味の草の根活動も存在しています。それが趣味と呼べるかどうかは別にして興味領域ごとに、腰の健康に関するチャンネルから簡単に作れるレシピをシェアするチャンネル。各種スポーツやゲーム、もちろん新しい技術に関するチャンネルもありますし、これらに個人がより紐づけやすくなってきて、業務以外でのつながりがあることで、業務で発生した緊急時の対応でもスムーズに執り行えるということもあります。
プロフィール作成をサポートする仕組み
「何を書けばいいか分からない」という声に応えるため、技術広報グループが積極的にサポートしています。このアプローチは、単なる情報収集ではなく、社員一人ひとりの可能性を引き出すための丁寧な対話プロセスです。
弊社はテックブログを開始した当初より社員の皆さんの才能を見つけ出せるようにインタビューを実施させていただいたり、伴走しながら記事の執筆や登壇資料の作成、イベント企画や運営、勉強会の運営サポートなど行っています。今回のプロフィール作成に関しても、この記事を読んでいる社員の方でまだプロフィールを埋めていないという方や、何を書いたらよいかわからないという方はぜひお声がけください。一緒にあなたの魅力を見つけて社内で発信していきましょう!
サポート内容:
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個別ヒアリングによる経験や興味の引き出し
1対1の対話を通じて、本人も気づいていない潜在的な強みを探ります。 -
プロフィール作成用のテンプレート
自己表現が苦手な方でも、安心して記入できます。 -
自己表現が苦手な方への言語化支援
専門スタッフが寄り添いながら、自分の強みや興味を適切に表現する手伝いをします。
テンプレート:

検索結果

今後の展望
現在は手動でのタレントサーチですが、将来的にはAIを活用したスキルマッチングシステムの構築を目指しています。蓄積されたデータを効果的に活用し、より効率的で戦略的な人材活用の実現を視野に入れています。将来的に個々の社員の可能性をさらに深く理解し、最適な機会と結びつけることができるでしょう。
おわりに
Slackプロフィールは、単なる自己紹介欄ではありません。それは、人と人とを結びつける組織の潜在能力を引き出すための戦略的なツールであり、一人ひとりの可能性を解放する鍵なのです。
あなたの興味、スキル、可能性を積極的に発信することで、組織全体の可能性を広げることができます。私たちは、この小さな一歩が、やがて大きな変革につながると信じています。
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