【新コミュニティ発足】モバイルUIテストの可能性を広げる「Appium Meetup Tokyo」
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技術広報Gの中西です。この度新たなコミュニティを立ち上げることになったのでこちらで告知致します。
モバイルアプリの市場は年々拡大し、サービスの差別化には迅速かつ高品質なリリースが求められるようになりました。そんな状況下で注目を集めるのが、Seleniumに近い操作感でiOS/AndroidアプリをテストできるAppiumです。ただし、OSのバージョン差や環境構築の難しさなど、実際に導入・運用するうえで乗り越えるべきハードルも存在します。
こうした課題を共有し、解決策を学び合う場として、新たなコミュニティ「Appium Meetup Tokyo」が発足しました。
「Appium Meetup Tokyo」を立ち上げ理由
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ニーズの高まり
モバイルアプリのリリースサイクルは短期化が進み、手作業だけで行うテストには限界があります。Appiumはテスト自動化の効率化を後押しする重要な選択肢ですが、設定や実装の知見が十分に共有されていない状況です。
また弊社KINTOテクノロジーズにおいても2025年の重要施策として「技術力」「開発生産性」「リリーススピード」を掲げております。これらを実現するうえでもAppiumによるテスト自動化はとても重要な取り組みとなっています。
近年「開発生産性」という言葉を聞かない日は無いくらい様々な企業で語られていますが、今後ますます開発速度が高まる中必然的に自動テストの重要度が増してきています。 -
国内向けの情報不足
英語ドキュメントや海外事例は増えてきていますが、日本語でまとまったAppium情報はまだ限られています。実務で運用するにあたっては、身近な事例や成功・失敗談が大きな助けになります。
おそらく、他社様も同様にお困りのQAエンジニアの皆さんやモバイルアプリ開発者の方がいらっしゃると思います。日本語での情報共有やコミュニティを活発化させ、よりより自動テスト環境を構築していきたいと考えております。 -
Autify社との協力体制
モバイルアプリ自動テストプラットフォームを提供するAutify社とお話している中で、Appiumを学ぶ機会があると嬉しい。という話をしていく中で、この度、協力しこのコミュニティをまずは小さな勉強会から始めていくこととなりました。
Autify社では、サービスの裏側でAppiumを利用しており、様々な知見をお持ちのため、今まで外に出てきていないような様々な知見、自社のアプリ開発や自動テスト化だけでは得られないような知見やノウハウも多くお持ちなので、私個人としてはとても楽しみにしております。
また、Appiumだけでなく周辺ツールも含めた総合的なノウハウを共有することで、より幅広い課題解決に対応できるコミュニティを目指します。
今後この活動を広めていくための運営メンバーも絶賛大募集中です。
コミュニティの活動内容
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定期勉強会
- Appium基礎講座
- 実機・シミュレータを使ったハンズオン
- CI/CD連携方法の解説
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ライトニングトーク(LT)やディスカッション
- 導入企業の事例紹介
- 現場ならではの課題やノウハウの共有
- 日々のアップデート情報やTips交換
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オンライン情報発信
- スライドや資料のアーカイブ
- コミュニティSlackやSNSでのQA
- ベストプラクティス集の作成
などなど、皆様とご一緒に様々な取り組みを出来ればと考えております。
初回イベントについて
- 開催日程: 2025年2月20日(木) 19:00-21:30
- 開催場所: Autify社 東京オフィス(ハイブリット開催)
- 主なテーマ:
- AutifyにおけるAppiumプラグインの活用事例(15分+質疑応答5分)
- 効率的なアプリ自動化のためのガイドラインと実践方法(15分+質疑応答5分)
- 【公募LT】発表3(15分+質疑応答5分)
- 【公募LT】発表4(15分+質疑応答5分)
詳細はconnpassをご覧ください
登壇ご希望の方、参加ご希望の方は是非↑からお申し込みください。
今後の展開
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継続的なイベント開催
勉強会やワークショップを通じて、初心者から上級者まで多様なニーズに応えていきます。 -
他ツールとの連携情報
SeleniumやCypressなどの他ツールとの比較や連携事例も積極的に取り上げ、実務の選択肢を広げます。 -
コミュニティドリブンな情報発信・共有
イベントを重ねる中で、Appiumに関する成功談・失敗談を含めた豊富な知見をコミュニティ全体で知見を共有し、参加者のスキル向上に貢献します。
参加を検討している方へ
- モバイルアプリの自動テストをこれから本格的に導入したい方
- Appiumに興味があるが具体的な事例やノウハウが欲しい方
- CI/CDと組み合わせた運用に関心があるエンジニアやQA担当の方
- 他社事例を参考に自社のテスト文化を改善したい方
上記に当てはまる方は、ぜひAppium Meetup Tokyoで最新の知見を共有し合いましょう。今後の告知や詳細情報は@AutifyJapanや@KintoTech_Devでさせて頂きます。ご質問やご要望などがございましたら、お気軽にお寄せください。
Appium Meetup Tokyoでお会いできることを心より楽しみにしています。
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