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QA x Appium

Appium Meetup Tokyoの登壇レポート

Cover Image for Appium Meetup Tokyoの登壇レポート

登壇レポート 岡(okapi)

2025年2月20日にAppiumの勉強会「Appium Meetup Tokyo」に登壇してきました。

発表したスライドは、「効率的なアプリ自動化のためのガイドラインと実践方法」(https://speakerdeck.com/kintotechdev/xiao-lu-de-naapurizi-dong-hua-notamenogaidoraintoshi-jian-fang-fa) で確認できますので、ぜひご覧ください。

Appium Meetup Tokyoを行った背景

弊社の新規開発アプリの不具合発生率は、Webに比べると高い傾向(10倍近いことも)

テスト負荷が高いので、アプリのテスト自動化をしなくては

Appiumで自動化作業開始

情報を探してもAppiumについて学ぶ場所が見つからない

であれば自分達で開催してしまおう!!

ということで登壇してきました。

Presentation

発表資料で意識した点

① 
弊社では、QA業務に理解のある開発エンジニアがとても多いので、前向きに作業を進められやすく、いっしょに品質を高めて、作り上げられるといった利点があります。
その点をアピールするため、QAと開発チームで協力して「自動化しやすいアプリの作成」をしている点を主として説明しました。

開発チームとやり取り

② 
質問もしやすいように、Appiumが分からない人でも理解できる資料を意識して作成していたため、
オンラインで7件、オフラインで7件の計14件の質問をいただき、盛り上がって嬉しかったです。

質問例

こちらにKINTOかんたん申し込みアプリログインの各ステップについて教えます。

Q1 :

開発とQAと協力している点で、IDを振る際に同じような要素がたくさんあるページではどのようにIDを振っていますか?
例えば、先ほどスライドに映っていたページで車種がたくさん表示される画面ではどのようにしていますか?

A1:

IDはオブジェクトや画面名ごとに定義しており、必ず一意になるように設定しています。
車種が表示されるページでは、開発チームで使用している車種情報の仕様書に沿ってIDを振っています。

Q2:

IDは、iOSとAndroidで別で定義することもあるのでしょうか?

A2:

Appiumで使用するIDについては、全てiOSとAndroidで共通のIDを設定しています。

登壇した感想

外部での発表は初めてでしたが、事前に社内の合同勉強会で練習を行い、本発表前にも十分な準備をしたため、問題なく登壇することができました。私たちのように外部での発表経験がない方も、まずは身近な人や社内で練習を重ね、その後に外部で発表すると、発表が苦手な方でも取り組みやすいので、おすすめです。

練習風景です

岡さんの練習

今後に向けた意気込み

日本国内にはAppiumを学ぶ場所がほとんど存在しないため、我々のAppiumに関する知見やノウハウを引き続き「Appium Meetup Tokyo」(https://autifyjapan.connpass.com/event/342867/) で発信し、良いコミュニティを築けるように頑張ります!

登壇レポート パンヌウェイ (Pann Nu Wai)

今回はAppiumの取り組みについてお話ししたいと思います。

Appium Meetup Tokyoを行った背景

社内でテスト自動化を主に行っているパンヌウェイです。

Appium の取り組みを広げるために様々な活動を行っていますが、その一環として社内の合同勉強会で話をさせてもらいました。

この機会を通じて、私たちのチームがどのようにしてテスト自動化を進めているのかを共有しました。そして合同勉強会での発表内容をブラッシュアップし、今回はAppium Meetup Tokyoで発表することができました。

発表資料で意識した点

チーム内でAppium を利用して、モバイルアプリ自動テストできたことを4つのステップとして説明しました。

自動化テストエンジニアではない方向けにも、テスト仕様書を読めばソースコードも把握できるように、仕様書作成から自動化テストのパフォーマンスまで含めて記述しています。
自動化テスト

登壇した感想

外国人として日本語の発音は少し苦手ですが、登壇に向けて、何度も練習を重ねた結果、当日の登壇は無事に成功しました。
多くの方々からフィードバックをいただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。

練習風景です

パンヌの練習

今後に向けた意気込み

また、私は外部にもAppiumに関する情報を発信していきたいと考えています。

社内の取り組みを外部に広めることで、多くの人々と知識や経験を共有し、さらにテスト自動化の分野を発展させていきたいと思っています。

次回の登壇に向けて、さらに内容を充実させ、より多くの価値を提供できるように頑張ります。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

最後に

本記事は「Appium Meetup Tokyo」の登壇レポートですが、
第1回イベントの「開催レポート」(https://blog.kinto-technologies.com/posts/2025-02-20-Appium-Meetup-Tokyo-開催レポート/) も執筆していますので、併せてお読みいただけると嬉しいです。

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