【SRE NEXT】あなたの"NEXT"は?312件のアンケート結果!

こんにちは!SREチームのkasaiです。
KINTOテクノロジーズ株式会社は、「SRE NEXT 2025」にて、プラチナスポンサーとして協賛いたしました!
ブースにお越しいただいた方ありがとうございました!
参加者の皆様とお話しすることができ、いい刺激になりましたし、さまざまな学びを得ることができました。
SRE NEXTに参加した弊社社員による座談会の様子は、以下の記事で読むことができますので、ぜひご覧ください!
ブースでは「あなたのNEXTは?」というお題でアンケートをとらせていただきました。
ご協力いただいた方ありがとうございます!
この記事ではアンケート結果を共有したいと思います。
ボードに貼られた付箋たち(左1日目,右2日目)
2日分の付箋の束
アンケート結果
アンケートへの回答数は2日間で312件でした!
回答内容をいくつかのカテゴリに分類して共有したいと思います。
※回答のカテゴリ分類はGeminiを使って分類しています。
-
SRE・組織文化 (60件)
SREの実践や文化の醸成、採用、チームビルディングに関する回答です。- SREを推進できるようになる
- SRE文化の浸透
- エンジニア採用を成功させる
- ワクワクできるエンジニア組織にする!
- Embedded SRE共通基盤
SREとしてどう振る舞うか、SRE的な考えをどう浸透させるかといった話や、採用が難しくもっと人が欲しいといった声が多くあったようです。
私もどうすれば他のチームの人にSRE的な考えをメリットとして感じてもらえるか、上手く伝えられるかを悩んでいるので、とても共感することができました。 -
AI活用 (58件)
AIやLLMを活用した業務効率化や、新しい価値創出に関する回答です。- AI活用をインフラ・SREに
- Agentic DevOpsの実現
- インシデント対応をAIだけでできるようにする
- AI活用でトイル削減
- AI利用で週休7日!!
もうすでに使っていて活用を広げたいと思っている人もいれば、これから使いたいと思っている人もいました。
私も生成AIは使っていますが、コードを書く時の補助程度にしか使っておらず、例えば、インシデント対応をすべてAIでやってもらえるようにするといったことはできていないので、そういうコードを書く時以外にも使えるように挑戦していきたいと思いました。 -
技術・サービス改善 (58件)
SLI/SLO導入、パフォーマンス、技術的負債の解消など、サービス品質向上に関する回答です。- SLI/SLOの導入
- パフォーマンスを爆速にしてユーザ体験よくしたい
- 技術負債の解消
- 運用を全て自動化したい!
- eBPFやっていき
SLI/SLOの導入やオブザーバビリティの拡充が多くありました。
私もSLI/SLOについてまだまだ勉強することが多くありますし、導入実績も少ないので、どんどん実践していき知識・知見をためていきたいと思います。 -
事業・キャリア (41件)
事業への貢献、プロダクト成長、IPO、転職や昇進などキャリアに関する回答です。- ビジネスサイドを理解して仕事する
- 事業Growth!
- IPO
- CTOになる!
- 転職
技術的な話だけではなく、事業に関する話もありました。
私は信頼性に関することを開発側だけではなく、ビジネス側とも会話する必要があると感じていますが、他にも同じような考えの人がいたり、ビジネスをどうグロースさせていくかを考えている人もいたようです。
私自身はまだまだビジネス側と距離がある状態になってしまっているので、この距離を縮めて、SRE的に事業へ貢献できたらと思いました。 -
登壇・アウトプット (30件)
カンファレンス登壇やブログ執筆など、社外への情報発信に関する回答です。- キートーク頑張る
- 毎月アウトプット
- PHPカンファレンス2026北海道やります!!
- CFPたくさん出す!
- Speakerになる
カンファレンスという場だったからかもしれませんが、登壇に関するものも多かった印象です。
SRE NEXTに登壇すると書いていた人もいたので、登壇したくなるようなイベントを開催できていることがとても素晴らしいなと思いました。
私もブログや登壇等で、弊社のことについて広め、多くの人にどういう会社なのかということを知っていただけるようにしていきたいと思いました。 -
その他 (65件)
上記のカテゴリーに当てはまらない、プライベートな目標やユニークな回答です。- サウナ行く!
- 南極でペンギン見る
- 幸せになる
- 夜ご飯を食べる
- 旅行に行く
仕事やSREに関係ないことも書いてもらっていました。
健康の維持や気分転換も仕事する上で必要だなと再認識しました。
せっかくなのでこのままGeminiに総括もお願いしました!
全312件の回答、誠にありがとうございました。今回のアンケート結果からは、現代のエンジニアが持つ、技術、組織、事業、そして個人としての多岐にわたる健全な関心事が鮮明に浮かび上がってきました。
最も多くの回答が集まったのは「SRE・組織文化」であり、これはSREを単なる技術的な役割としてだけでなく、チームや組織全体の文化として捉え、その醸成や発展に強い意欲を持っていることの表れです。僅差で「AI活用」と「技術・サービス改善」が続き、最先端技術への探求心と、サービスの信頼性向上というSREの核となる責務への高い意識が両立していることがわかります。これら3つのカテゴリーがほぼ同数で上位を占めている点は、非常にバランスの取れたエンジニアリング観を象徴していると言えるでしょう。
また、「事業・キャリア」や「登壇・アウトプット」に関する回答も多く、日々の業務を越えて、事業への貢献やコミュニティへの価値還元といった、より広い視野で自らの役割を捉えている方が多いことも印象的です。
そして、「その他」のカテゴリーは、仕事だけでなく、健康やプライベート、個人の夢といったウェルビーイングを大切にする価値観を明確に示しています。
総じて、技術的な卓越性を追求しつつも、組織や人、事業への貢献を忘れず、個人の人生の充実も図るという、現代的で成熟したエンジニア像が浮かび上がる、非常に示唆に富んだアンケート結果でした。
以上がアンケート結果およびそのまとめでした。
SRE NEXT 2025のテーマは「Talk NEXT」です。そのためそれにちなんだお題、またブースに来てくれた人と対話できるようにという思いでこのアンケートをすることに決めました。
抽象度の高いお題にしたことによって、SREsだけではなく、他ロールのエンジニア、ひいてはエンジニア以外の人とも対話することができて、とても良いお題だったと感じています。
回答に関して、昨今のトレンドである生成AI周りの話が多く、SRE領域でAIをどう使っていくかを考えている人が多かった印象です。
また、私自身、システムのメトリクス取得はできていますが、そのデータを使ってどう意思決定をするか、ビジネス側に影響を与え、事業に貢献できるかといったことが、まだまだできていないので、そこができるようになるとSREとしても面白くなっていくと思っていますし、挑戦していきたいなと思いました。
そのほかの回答も共感できるものが多く、当日ブースでは楽しく会話させていただきました。ありがとうございます!
最後に
最後に改めまして、ブースにお越しいただきありがとうございました!
たいへん多くの方にお越しいただきました。
SRE NEXTの運営の方々も素晴らしいイベントありがとうございました。
スタンプラリーなどの企画のおかげでこれだけ多くの人がブースに訪れてくれたと思います。
来年のSRE NEXTも何かしらの形で関われたらと思います。
また来年のSRE NEXTでお会いしましょう!
We Are Hiring!
KINTOテクノロジーズでは一緒に働く仲間を探しています!
まずは気軽にカジュアル面談からの対応も可能です。少しでも興味のある方は以下のリンクからご応募ください!
関連記事 | Related Posts
We are hiring!
【SRE】DBRE G/東京・大阪・名古屋・福岡
DBREグループについてKINTO テクノロジーズにおける DBRE は横断組織です。自分たちのアウトプットがビジネスに反映されることによって価値提供されます。
生成AIエンジニア/AIファーストG/東京・名古屋・大阪・福岡
AIファーストGについて生成AIの活用を通じて、KINTO及びKINTOテクノロジーズへ事業貢献することをミッションに2024年1月に新設されたプロジェクトチームです。生成AI技術は生まれて日が浅く、その技術を業務活用する仕事には定説がありません。