変化を起こしたい個人商店チーム─KINTOテクノロジーズ Engineering Officeの1年と、ゆかいななかまたち

こんにちは、@ahomu です。この記事はKINTOテクノロジーズ Advent Calendar 2025 の22日目の記事です🎅🎄
2025年2月にKINTOテクノロジーズの開発組織を強くしたい Engineering Office のご紹介という記事でご紹介した弊チームについて、発足から1年弱経過した現状とメンバー紹介を書きます。
1年を振り返って
今年の中頃にFindyさんの開発生産性カンファレンスでも弊チームについて登壇させてもらいました。
我々は「トヨタグループの内製開発部隊たるKINTOテクノロジーズ(KTC)の開発力・組織力を高めるためにケイパビリティやカルチャーを獲得/変化するための働きかけ」という、抽象的なミッションを担っています。
学びと理解と関係づくり
登壇時にも言及したことですが、我々のような社歴の浅いメンバー/チームが横軸活動を進める上で大事なことは、独りよがりにならず、これまでとこれからをセットで示すことです。
- これまでのトレードオフを知ることで、現状の意味・意義を知る
- 問題や不足を見つけるのではなく、今できていることを知った上で伸び代を見つける
EOは各人の領域でこの動きをしっかり行うことができたと思います。また、実際に頼りにしてもらえる機会も増えてきており、まだ小さいながらも着実に変化を起こせています。
全社のカバレッジとしては不足もありつつですが社内各所、各レイヤーとも様々な関係を築けました。
個人商店と多様性のシナジー
活動が本格化するにつれて専門性の異なる個人商店的なチームであることの明確な強みが出てきたように感じています。専門領域以外にも出身業界や属性に多様性があるチームなので、ひとりひとりが様々な視点をもって全社に向けてアプローチをしています。
その過程であつまった情報や知見を持ち寄ると、同じ対象にも色々な物の見方や、立場による見解の差異がよく見えてきます。所感と事実を正しく扱うことで、KTCの次の可能性や、より具体的な打ち手を考える中で大きな助けになっています。
また、ひとりひとりが社内営業であると同時に、組合として助け合うことで「この仕事はこのひとのほうが得意だからパスしちゃお」がうまくワークすることも増えています。個人的な経験だと同質性による強行突破を図るような仕事が多かったので、今のこのチームで多様性のメリットが強く感じられることに面白みを感じています。
実際の取り組みとゆかいななかまたちを紹介するぜ
今年のAdvent Calendarの中で各自が取り組みを紹介しているので、ここでは記事リンクとあわせてメンバー紹介をしていきます。(ドコドコドコ……🥁
🚀 「一人二役、開発プロセス改善の北風と太陽」Y.Naitoさん
- SPI (Software Process Improvement) スペシャリストとしてEO発足以前から社内各所で活動しています
- 記事にある「リリースファースト」はまさにNaitoさんの真骨頂。スクラムの雰囲気に乗っかってきただけの自分としては、開発プロセスという一連の営みに対する解像度の高さを学ばせていただいております
- 北風と太陽、モードを使い分けてるけど、なんにせよパワフルさに社内で定評がある。亀十のどら焼きを布教するプロ
🎨 「EOの特異点、KTCのデザインをデザイン中」emimさん
- チーム名称的にエンジニアが増えるかと思いきや、emimさんはデザイナーです。デザインエンジニアとかでもなく純粋にプロダクトデザインが直近の専門
- 記事では、形骸化しがちな「ユーザーファースト」を再定義する挑戦が綴られています。開発の中でデザインとエンジニアリングのブリッジをしてきた経験を活かし、EOとして内製開発組織の変革に挑戦してくれています
- 「社内フリーランスで動き回る前提で、しくじると社内無職まっしぐらですよ!(乱暴な意訳)」という珍妙な求人訴求に興味を示してくれた奇特な方。おいしいコーヒーだいすき
🍔 「バーキン担当アクセシビリティ番長(仮)」辻さん
- 入社したてホヤホヤ。アクセシビリティエンジニアとして幅広く社内外でご活躍予定
- 一連の活動を通してアクセシビリティ〜ユーザビリティが直接的に高まる → グループ会社としての使命を本質的に果たせるようになることはもちろん、多様な利用環境に関する気付きを得られるので広くユーザーに対して深い洞察を得られる組織の育成につながると考えています(筆者観点)
- 東京のオフィス近くにあるバーガーキングでワッパーを食べる約束?をしている
👔 「Engineering Office は心の主務」ahomu
- じつは7月から人事マネージャーを兼任している。プロ人事の皆さんに支えられています
- EOではアウトプットや進め方のレビューだけしてるマネージャー業
- EOが仕掛けている組織の変化に備え、私は人事としてチェンジマネジメントに携わっている、というのが正しいフォーメーション説明
さいごに
KTCのEngineering Officeのご紹介でした。年明けにはSET(Software Engineer in Test)としての専門性を持つメンバーもジョイン予定です。
まさか1年でこんな人が増えるとは思っておらずびっくりですが、求人要件がファジーすぎて難しいので、引き続きリファラル中心で積極的な採用はしていません。
👉 KINTOテクノロジーズ 採用情報(オープンポジション)はこちら
Engineering Office決め打ちでなくても大丈夫なので、ご興味がある方は何らかの手段でコンタクトとっていただければ色々お話させていただきますので、よろしくお願い致します。
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