KINTO Tech Blog
General

2022年振り返り&2023年展望

Cover Image for 2022年振り返り&2023年展望

2022年振り返り&2023年展望

KINTOテクノロジーズの景山です!

2022年の振り返りと2023年の展望について書こうと思います。

2022年はさまざまなサービスをローンチしました。

5月のbZ4Xの受注サイトローンチ。ローンチ後にリコール対応が入り、その後、法人顧客が受注できるように改修などローンチ後も開発チームは多くの対応をしてくれました。

7月にKINTO ONE中古車サイトのローンチ。まずは東京都からですが、11月には愛知県も追加。今もより便利にするため各種機能の開発を継続中です。

もちろんKINTO ONE新車も多くの機能を追加開発してきました。

Globalでは10月にFIFAワールドカップカタール2022をターゲットにKINTO RENTというレンタカーサービスをローンチしました。多くのFIFAワールドカップ観戦にいらっしゃった方に使っていただきました。

またGlobalデザインシステムもローンチしました。この内容については、このアドベントカレンダーの12月7日に佐々木さん、渡辺さんが書いてくれていますのでご興味ある方はそちらをご覧ください。

これ以外にもGlobal ID PlatformやGlobal KINTO Appの各国のニーズに向けた対応も継続的に行なってきました。
Global ID Platformに関しては、OpenID Foundationにも加入して最新テクノロジーのキャッチアップとプラットフォームへの適用も開始しています。

ウェブやアプリ以外にも今年は販売店さんをテクノロジーで支援する取り組みも開始しました。
販売店の方のニーズをヒアリングして販売店支援のためのツールを開発して提供し、好評かつ改善要望をいただいており、いまも開発チームが毎月updateをしてくれています。

ツール以外にも販売店の方がKINTOはじめクルマを売るために我々の技術で解決できる課題を探し出し、ソリューションを提供する、という取り組みを開始しました。
ちょっと変わったところでは、Rookie Racing(ROOKIE Racing)というレーシングチームの公式ウェブサイトも制作して喜んでいただいています。

データ分析関連でも、Amazon QuickSightを使った全社ダッシュボード機能の開発。事業メンバーが簡単にSQLを発行できる独自データ分析ツール”nicola”の開発、など、営業やマーケとタッグを組んで社内データの活用にプロアクティブに取り組んでいます。

KINTOテクノロジーズの提供する独自アプリとしてPrismというネイティブアプリをローンチしました。まだiOS版のみの提供ですが、モビリティに限らず、みなさんがどこかに行きたいと思ったときにおすすめの行き先を直感で選ぶことができるアプリです。アジャイルで機能改善をどんどんしてくれているので、毎月のように使いやすくなっています。ますます多くのお客様に使っていただけるといいなと思っています。

当社では評価のなかに「自分の技術力をいかに高めたか」「チームや会社の技術力アップにいかに貢献したか」という評価指標があります。
このアウトプットをサポートするために、勉強会や研修参加、参考書籍購入などサポートを充実させています。
勉強会では、コーヒー、ピザ、サンドイッチのデリバリーができるので、カジュアルな雰囲気で開催されている勉強会が増えてきました。

また、エンジニア陣が自主的にテックブログを立ち上げました。執筆する人が出てくるのかなと心配していましたが、多くの社員が積極的に参加してくれて、2月公開分まですでに埋まっています。

エンジニアリング教育研修プロジェクトというものも立ち上げて、エンジニアにどうスキルアップしてもらおうかと、検討議論をスタートしています。

働く仲間が増えるとともに、4月に大阪心斎橋にOsaka Tech Labを開設しました。また6月には東京の2拠点目の神保町オフィスも開設しています。

東京、大阪、名古屋と拠点が違う仲間同士でコミュニケーションをしっかり取れるような環境を用意してくれました。

われわれが利用しているSlack, Zoom, Box, Jira, Confluence, Miro, Adobe, Figma, Google workspaceなどのツールもコーポレートITチームが利便性をそこなわないように考慮しつつ、よりセキュアに利用できるようにマネジメントしてくれるようになり、みなが安心して多様なツールを活用できるようになりました。

みながプロアクティブに課題解決に取り組んでくれて良い年になったな、とおおいに感謝しています。

さて、来年、2023年は、今年以上に新しいサービスをローンチする年になりそうです。

先日、記者発表したKINTO Unlimitedサービスも絶賛開発中で来年前半にフェーズを切ってローンチしていきます。

KINTO Factoryも同様に開発中ですが、これも来年前半にローンチしていきます。

トヨタ自動車とのコラボレーションプロジェクトでデータベース構造やインターフェースの定義で調整に苦労した部分もありましたが、クルマの作り方そのものを変えるようなプロジェクトで、今後のモビリティビジネスに与える影響は大きいプロジェクトですので、開発サイドとしては遅れなくローンチできるように用意周到に進めたいと思っています。

中古車サブスクも展開地域の拡大がありますし、新機能の開発も進んでいます。中古車ビジネスは知見を溜めつつ、システムをアップデートしていますが、来年はいよいよ本格的な展開になりそうです。

もちろん新車のサブスクも多くの機能追加が予定されています。

サブスクサイトの完全リニューアルを一昨年より開始していますが、いよいよ来年半ばにはローンチしたいと思っています。これによって、サブスクサイトの機能追加や新機能導入がたやすくなり、今まで以上に便利で使いやすいモダンなサイトにしていくことができるようになります。

いまはまだお伝えできないビッグプロジェクトも進行中です。

データ活用のレベルも一段階ぐらい上がるのではないかと期待しています。
各事業部の日々の活動がデータドリブンになることで、戦術や戦略の精緻化ができるのではないかと思っています。

GlobalでのKINTOの展開も、コロナ禍がようやく落ち着いてきて、スピードアップしていきます。

社員が海外のメンバーと現地でコミュニケーションする機会も増えることから、KINTOビジネスを推進するための、より現地のニーズに即したITサポートができると期待しています。

すでに社員数は300人になりましたが、まだまだ一緒にプロジェクトを進めてくれる仲間は必要になりそうなので、採用活動も強化していきたいと考えています。

テクノロジー強化も重要な取り組みです。

クラウドを活用したときのパフォーマンス向上策や運用効率化などもっとクラウドを使い倒すスキルを高めていきたいと考えています。幸いにもAWSさん、Googleさんから手厚いサポートをいただいているので、実現できると思っています。

今年以上に忙しくも充実した年になりそうなので、社員一丸となって頑張っていきます!

Facebook

関連記事 | Related Posts

We are hiring!

【フロントエンドエンジニア】新車サブスク開発G/東京

新車サブスク開発グループについてTOYOTAのクルマのサブスクリプションサービスである『 KINTO ONE 』のWebサイトの開発、運用をしています。​業務内容トヨタグループの金融、モビリティサービスの内製開発組織である同社にて、自社サービスである、TOYOTAのクルマのサブスクリプションサービス『KINTO ONE』のWebサイトの開発、運用を行っていただきます。

【フロントエンドエンジニア(コンテンツ開発)】新車サブスク開発G/東京

新車サブスク開発グループについてTOYOTAのクルマのサブスクリプションサービスである『 KINTO ONE 』のWebサイトの開発、運用をしています。​業務内容トヨタグループの金融、モビリティサービスの内製開発組織である同社にて、自社サービスである、クルマのサブスクリプションサービス『KINTO ONE』のWebサイトコンテンツの開発・運用業務を担っていただきます。