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IT管理チームの紹介

Tatsuya Oikawa
Tatsuya Oikawa
Cover Image for IT管理チームの紹介

はじめに

こんにちは、KINTOテクノロジーズでコーポレートエンジニアをしている及川です。

今回は、KINTOテクノロジーズのIT管理チーム(情シス)ではどのような環境やチームの活動基準で仕事をしていて、何を目指しているのかについて書きたいと思います。

目次

  1. IT管理チームの業務内容や雰囲気
  2. IT管理チームが挑戦したいこと
  3. IT管理チームが目指す姿

IT管理チームの業務内容や雰囲気

IT管理チームは幅広い社内業務システムを担当していて、ロケーション的にも遠隔の複数拠点(東京2拠点・名古屋・大阪)で業務をするため自律的に活動していく必要があります。
各拠点のエンジニアが非エンジニアリング業務に割く時間をカットして、エンジニアリングに集中できる時間や環境を提供するために、各拠点にIT管理チームのメンバーを配置しています。
チーム内で前提となる活動基準に合意して、同じ価値を目指して日々業務に取り組んでいるのですが、その活動基準をまとめると以下になります。

Mission

ㅤㅤ従業員(社員、パートナー)を中心として、仲間を尊重し、​利便性と
ㅤㅤセキュリティーを追求して会社の発展に寄与する。​

Value

ㅤㅤ自律​
ㅤㅤㅤㅤ目的​、品質​、プロセス

ㅤㅤ協調​
ㅤㅤㅤㅤ相互尊重​、情報共有​、スキルの平準化​

ㅤㅤレスポンス​
ㅤㅤㅤㅤ従業員目線​、素早さ​、正確性​

IT管理チームの立ち位置は、生活基盤インフラ(電気・水)をイメージして、従業員から頼られる必然の存在を目指す=エンジニアがエンジニアリング以外に時間を取られない環境整備ために、開発環境をITの側面から支えていくことがIT管理チームの大切な役割となります。

社内システム(SaaS)環境再構築、ゼロトラスト推進、自動化、効率化といった軸で業務を進めて従業員の利便性とセキュリティーを高めつつ、全体最適化を実現するためのソリューションやシステムを導入するプロジェクト業務を実施しています。

日常的なオペレーション業務も実施していて、サービスデスクやオンボーディング、アカウント作成/削除、PCキッティング、PC/スマートフォンやモニターなどのIT備品等の調達・管理といった業務があります。

プロジェクト業務とオペレーション業務の両輪を上手く回転させながらバランスを取りつつ、開発スピードを上げるために必要なことをチーム一丸となって実施しています。

KTCコーポレートの業務内容

IT管理チームが挑戦したいこと

一年間で従業員が100名以上増え、急成長しているフェーズのため、IT管理チームに求められるスキルセットも変化してきたことにより、上記で書いた、IT管理チームの活動基準、Valueに同意してプロジェクトとオペレーションの2つを実行できるコーポレートエンジニアにJoinしてもらいました。
今ではIT管理チーム内に5つのミニチームがあり、臨機応変かつスピード感のあるスキルを持ったメンバーで業務を推進しています。

チーム構成

なお急速に従業員が増え続ける状況でも、従業員が開発に集中できる環境を構築するため、システムの再設計、ルール構築や変更を実施しています。
KINTOテクノロジーズではWindows、Macの2種類からPCを選択可能ですし、社内システム(SaaS)についても多数活用しているという多種多様な環境です。
多様な環境下でも開発スピードを落とさないことを前提に、適切なシステム環境を実現するため、現状の設計を見直してスピード感を持って最適化を実施しています。
スピード感も必要ですが、環境変更に伴うメリットやデメリットをしっかり把握しチーム内レビューで効果を見極めた上で本番環境へリリースします。本番環境リリース後のレビューもしっかり行い、反省点など次回に活かすことも目的にチーム内プロセスも重要視しながらスキルやノウハウの平準化も進めています。
新しい価値や要望に応えるため現在の使い勝手や内容に満足せず、自分たちで能動的に要望やトレンドをキャッチアップしてシステムやルールをブラッシュアップしています。

IT管理チームが目指す姿

上記で書かせていただいた気持ちの根底は、IT管理チームのやりたいことだけを実現したいという気持ちでは無く、従業員の皆さんをサポートする・したいという気持ちを持ってそれをITで実現することです。

従業員の皆さんに近い運用(現場)にこそ改善のヒントがあり、最上級であるべきだと考えに基づいて、各ミニチームにも様々な運用を担当してもらっています。
その運用業務の中から出てくる改善要望を深堀して、設計やソリューションに当てはめて開発現場が集中できる環境を能動的に創出できるようなチームを目指しています。

私自身、コーポレートエンジニアキャリアの経験はほとんどありませんでしたが、ITで現場環境を改善することや技術には興味がありました。
つまり、バックヤードは様々でも、上記視点やマインドがあればコーポレートエンジニアのキャリアは築けると思います。
従業員に頼りにされる、オープンなIT管理チームを目指して業務に精励していきたいと思います。

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