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人事採用グループをつくろう ~3年で社員数300人に急成長した組織の裏側~

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こんにちは

KINTOテクノロジーズ 人事採用グループのHOKAです。
組織人事と採用広報を担当しています。X(旧Twitter)も担当しております。

さて、年に1度のアドベントカレンダーの機会に、「人事採用グループがどう立ち上がったか」をTechblog につづります。
どうか最後までお付き合いいただければ幸いです。

開発組織、KINTOテクノロジーズ設立

KINTOテクノロジーズ株式会社(以下、KINTOテクノロジーズ)は2021年4月に設立し、現在3年目です。2023年12月時点で従業員数は320人を越えました。文字通り「急成長」している企業です。

そもそもKINTOテクノロジーズは、株式会社KINTO(以下、KINTO)のITエンジニアを中心とした開発組織「IT開発編成グループ」でした。KINTOテクノロジーズ設立前は、KINTOでITエンジニア採用を担当していましたが、ITエンジニアはどこの企業も人手不足の売り手市場。優秀なITエンジニアを採用するには、採用手法をIT業界に合わせる必要があるのではないか、という仮説が浮上しました。そこで、IT業界でのエンジニア採用経験がある岩本さんがKINTOテクノロジーズで、ITエンジニアの採用をスタートしました。いわゆる「一人目人事」です。

「エンジニア採用」だけがミッションだった

初めは「エンジニア採用」だけが岩本のミッションでした。
岩本さんが参画した2021年11月時点では、KINTOテクノロジーズの社員数は約130人。人事部門を立ち上げる話はなく、採用担当は岩本のみ。秘書の志田さんと共に始動します。

製造業のやり方ではITエンジニアは採用できない

まず、岩本さんが着手したのが、IT業界の採用スタイルに変えていくことでした。

  • PDFだった求人票を、採用管理システム(ATS)導入へ
    求人票がPDFだったため、応募する際は転職エージェントへの登録が必須でした。KINTOテクノロジーズに興味を持っていただいたタイミングで応募できるよう、コーポレートサイトの改修を行い、採用管理システム(ATS)を導入しました。

  • 面接は「見極める」のスタンスから「対話」へ
    候補者1名:面接官6名の面接スタイルは圧迫感があり、不評でした。
    面接官トレーニングを実施し、求職者の方のキャリアをじっくり伺う対話スタイルへ面接を変えました。

  • 候補者に寄り添い、柔軟性のある選考フローに切り替え
    候補者の要望をヒアリングし、現場エンジニアとのカジュアル面談や、オフラインでの面談を実施したり、面接スケジュールも候補者に寄り添うことを目指しました。柔軟性のある選考フローへと切り替えました。

  • 内定通知までにかかる日数を5営業日短縮
    最終面接後、面接官のコメントを添えたオファーレター(紙)を名古屋に郵送し、採用条件が決裁されるまでに5営業日を要していました。フローを見直し、電子承認システムを導入。最終面接の翌日には承認が終わるようになりました。

  • 転職エージェント向け企業説明会を開催
    今後の展望やポジションをより詳しく知っていただくために、KINTOテクノロジーズの取締役副社長である景山さんと、マネージャー数名が登壇する、3時間ほどの説明会をオンラインで開催しました。約15社の転職エージェントが参加し、今もKINTOテクノロジーズの採用を支援いただいております。

そして、最後は力技!!岩本は9:00~21:00まで面接し、並行して上記のカイゼンを行っていました。2022年1月に有能な採用アシスタントの竹野さんが入社し、採用スピードはますますアップしていきました。(現在は18:30頃に退社していますのでご安心ください・笑)

人事採用グループの発足へ

岩本さんの参画後、採用実績は1年間で140人に(2022年1月1日~2022年12月31日)。
一方、組織の拡大に伴い、組織課題が表面化してきました。そこで、2022年4月に労務のエキスパートであるつんつんが入社します。私たちは新入社員を対象とした「入社後面談」や、「退職者面談」など、採用以外の人事業務に少しずつ着手できるようになっていきます。社員の声を経営層に届ける役割を果たすことができるようになってきたのです。同時にオフィスのカイゼンもつんつんが推進し始めます。
そしてついに、景山さんから「人事採用を組織化しよう」という声がかかりました。

2022年8月、社長から「階段の踊り場に立って冷静に」

2022年7月、KINTOテクノロジーズとしては初めての「全社員面談」を実施します。当然、社員にとっても初めての機会なので、会社へのリクエストや課題がたくさん寄せられ、どう解決していくか、人事採用グループは思案に暮れていました。その状況を見て、KINTOおよびKINTOテクノロジーズの代表取締役社長である小寺さんから「階段の踊り場に立って冷静に。組織規模に見合ったマネジメント機能を構築してから、人を採用しなさい。」というアドバイスがありました。2022年8月のことです。
そこからは、あえて採用スピードを落とし、マネジメント研修等を実施し、組織力の向上に取り組みました。そして、徐々にマネージャー同士が連携し始めました。

2022年10月、採用の要件を見直す

KINTOテクノロジーズはKINTO以外のサービスも開発し、会社としてできることもエンジニアの役割も大きくなっていました。思い切って採用の要件を見直し、より組織にフィットするよう、自社サービスの開発経験がある人をターゲットとしました。
同時期にメガベンチャーでHRBPの経験がある村中さんが入社します。先に記載したマネジメント機能の構築や、採用スピードを落とし、採用要件を見直したことなど、人事採用グループの舵取りがその後の組織力強化につながっていくのですが、村中さん自身はKINTOテクノロジーズの成長スピードに圧倒され「入社直後の2022年10月から2023年3月までの記憶がない」と苦笑いしております。

人事採用グループは第2フェーズへ

2023年12月、KINTOテクノロジーズの社員数は320人になりました。組織の拡大に伴い、部署の階層も増え、役割も増えてきました。現場主導でどういう人に入社していただきたいかを考え、人事採用グループにリクエストが来るようになり、私たちはマネージャーや社員と、より近い距離でヒアリングを行っています。また、新たに面接に関わる方には面接官トレーニングを実施しており、採用に関わる社員も常に増加しています。
岩本一人で始まった採用活動は、今や部門を横断した活動になりました。

現在、人事採用グループは10人が所属しており、採用チーム、労務総務チーム、組織人事チームの3チーム体制になりました。社員の皆様がよりチャレンジし、成長できる会社でいられるよう、人事採用グループ一丸となって2024年も邁進していく所存です。

さて…
年末に人生を振り返ったり、ライフプランを見直したり、転職を検討される方が多いかと存じます。KINTOテクノロジーズでは、様々な職種で新しい仲間を募集していますので、興味のある募集がありましたら、ぜひお気軽にご応募ください。カジュアル面談も承っています。
KINTOテクノロジーズの募集職種はこちら

以上で、「人事採用グループをつくろう」を終わります。

アドベントカレンダーなので、最後はこの言葉で。
メリークリスマス!!

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【部長・部長候補】/プラットフォーム開発部/東京

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