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KINTO Tech Blog

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Security

サイバーセキュリティシンポジウム道後2023 レポート

サイバーセキュリティシンポジウム道後2023 レポート cover
再生速度

AI が生成した要約です。正確な内容は本文をご確認ください。

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誰も取り残さないというテーマで、日本のサイバーセキュリティ政策が明確にされていました。総務省が推進する行動計画の改定や、サイバーセキュリティ月間の変更、政府機関のクラウド利用改善などが具体的に示され、インフラの安全確保に向けた動きが見られました。その結果、公共の場で誰もがセキュリティの責任を持つ環境が整うことが期待されています。 セキュリティとコミュニティを組み合わせた「セキュニティ」という概念が紹介されました。これは、人々がオンラインやオフラインで情報や経験を共有し合い、協力することでセキュリティが強化されるという考え方です。特に生成AIの活用が注目されました。ログから不審行動を検出できる点は良いですが、フィッシングメールなどの悪用リスクも指摘されており、技術の進化に伴うリスク管理が重要だとわかりました。 学生が提案したTRPGを参考にした個人向けサイバー演習の手法が紹介されました。これはキーパーレスというTRPGのルールを応用し、セキュリティ教育に使うというアイデアです。従業員の意識向上に効果があると感じられ、ゲームブックの時代を思い出すような親しみやすい方法だと評価されました。実際に実施できるシナリオとして、実用性が確認されました。 このシンポジウムでは、政策や技術、学生の研究まで幅広く議論されていました。特に「誰も取り残さない」というテーマが、個人や地域のセキュリティ意識を高める上で大きな意味を持ちます。参加者が互いに学び合い、実際の問題解決に結びつけることが、今後のサイバーセキュリティの進展につながると考えられます。 結果として、政策の方向性や新しい教育手法が明確に伝わっており、実際の業務や教育現場にすぐに応用できる内容が多数ありました。特に学生の発表は、技術と人間の関わり方を意識した実践的なアイデアを示しており、今後の取り組みに大きなインスピレーションを与えました。

はじめに

こんにちは、KINTOテクノロジーズの森野です。2023/6/29(木)~30日(金)に、同僚と二人で愛媛県松山市で開催されたサイバーセキュリティシンポジウム道後2023に参加してきました。開催趣旨は、コロナウイルスと共存する社会の進展に伴い、デジタル化が加速する中で、サイバー攻撃への対策が重要になっていることを認識し、「地域SECUNITYの力でサイバー攻撃と戦う」をテーマに、政策動向や技術動向、攻撃事例などについて議論を深めることを目的としたものです。私たちは、講演や他の参加者から多くの刺激や学びを得ることができました。

松山空港に到着すると、愛媛県のイメージアップキャラクターであるみきゃんがお出迎えしてくれました。みかんジュースタワーやみかんジュースの出る蛇口もありました。

みきゃん
みかん蛇口
みかんジュースタワー

シンポジウムでは、多くの興味深い講演や発表がありましたが、私が印象に残ったものをいくつかご紹介したいと思います。(講演や発表の一覧はこちらからご確認ください。)

我が国のサイバーセキュリティ政策

まず、基調講演では、山内智生氏(総務省サイバーセキュリティ統括官室サイバーセキュリティ統括官)が「我が国のサイバーセキュリティ政策」について講演されました。山内氏は、「誰も取り残さない」というテーマのもと、自由、公正かつ安全なサイバー空間の確保につながる国としての取り組みを説明され、重要インフラのサイバーセキュリティに係る行動計画の改定や、サイバーセキュリティ月間のターゲットの変更、政府機関におけるクラウド利用の改善などを紹介されました。「誰も取り残さない」というテーマが非常に素晴らしいなと感じました。

セキュニティ(セキュリティ+コミュニティ)、そして生成AI

次に、ナイトセッションですが、私は濱本常義氏(株式会社エネルギア・コミュニケーションズ ITインテグレーション部)とまっちゃだいふく氏(株式会社ラック テクノロジーリスクコンサルティング部)のお二人による「セキュニティ(セキュリティ+コミュニティ)、そして生成AI」の講演を拝聴しました。濱本氏は、セキュリティとコミュニティを組み合わせた造語であるセキュニティについて説明しました。セキュニティとは、セキュリティに関心を持つ人々がオンラインやオフラインで交流し、知識や経験を共有し、協力し、学び合うことで、セキュリティの向上に貢献するコミュニティのことだと理解しました。続いて、生成AIに関する知見を共有して頂きました。発表資料はこちらから参照可能です。セキュリティの観点ではログから不審なアクテビティを検出するなどの活用に期待を持った一方、巧妙なフィッシングメールの生成等への悪用を懸念しました。

学生研究賞受賞研究発表会

最後に、二日目の学生研究賞受賞研究発表会では、優秀な学生達が自分の研究成果を発表しました。シンポジウムの参加者が、最も良いと感じた発表に投票する仕組みで、私は、「TRPGを参考とした個人向けサイバー演習のKPレス手法の提案」という発表に投票しました。この発表は、藤本恵莉華さん(長崎県立大学大学院 地域創生研究科)が行ったもので、個人向けのサイバー演習シナリオとして、TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)を参考にしたKPレス(キーパーレス)の演習手法を提案されていました。キーパーレスとは、TRPGでゲームマスターの役割を担う人がいない状態のことを指します。セキュリティ担当者として従業員の情報セキュリティ教育について日ごろから関心があるため興味を引かれました。年代がばれてしまいますが、私が小学生高学年から中学生の頃、ゲームブックが非常に流行りました。その手法を取り入れた演習だと理解しました。

まとめ

以上が、サイバーセキュリティシンポジウム道後2023の講演や発表の一部です。他にも多くの有益な講演や発表がありました。このシンポジウムは、サイバーセキュリティに関する最新の知見を学ぶだけでなく、同じ分野に興味や関心を持つ人々と交流することができる貴重な機会でした。主催者やスポンサー、参加者の皆さんに感謝します。

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