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グローバル開発グループ(2/3)

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グローバル開発グループ紹介記事の第2弾として、本日はPdMチームとUIUXチームの紹介をいたします。
GlobalG-ORG-PdMUIUX

目次

PdMチーム

はじめに

グローバル開発グループの佐々木と申します。担当プロダクトのProduct Manager(以下PdM)をやりつつ、PdMが所属するPdMチームのマネジメントもしている私から、チーム紹介をさせて頂きます。

PdMチームの役割

PdMチームは、海外の各KINTOサービスを支えるプロダクトの開発ライフサイクルの中で、各国へどのようなものを提供すべきかに関するプロダクト企画を行っています。もっと具体的に言うと、各国のニーズを確認し、各種リサーチ結果に基づいて、解決すべきペインそして提供すべき価値を特定してプロダクトのあるべき姿を描く。そのうえで、それを実現していくロードマップを策定してプロダクト開発を推進していく役割を担っています。

メンバーの経歴

KINTOはモビリティサービスを提供するブランドなので、PdMチームもその領域の経験者が揃っていると思われがちなのですが、実はそんなことはありません。結構多様なバックグラウンドを持つ人達で構成されているんです。例えば、日本の大手テック企業出身の人、新聞を中心としたメディア企業でPdMだった人、中国大手テック企業にいた人、金融業界の経歴がすごく長い人など、いろいろな経歴やスペシャリティを持つ人が、まだ歴史の浅いモビリティーサービスという領域へ強い興味を持ち、KINTOテクノロジーズへジョインしてくれました。

手がけているプロダクト

GKA_KV
グローバル開発グループでは複数のプロダクトを開発していますが、どんなプロダクトなのか、1つ実例を紹介してみましょう。複数国のカーシェアリングやレンタカーを1つのアプリで提供できるGlobal KINTO App(GKA)がそれです。アジアのAという国へ行ったときはその国のカーシェア、中東のBという国へ行ったときはその国のレンタカー、といったように、そのアプリにおいて、複数の国にあるKINTOサービスを切り替えて迷わずスムーズに使うことができる体験を提供するものです。グローバルでサービスを提供しているKINTOならではのスケール感だと思いませんか?

KINTOで働くことの難しさと醍醐味

海外の各KINTOサービスへプロダクトを提供し、そのプロダクトを通じてビジネス成果を最大化することがPdMチームのミッションですが、それゆえに困難なこともあります。例えば、各地へプロダクトを提供するにあたっては、事業を運営している現地法人と話して現地のニーズやターゲットを理解しようと考えます。しかし、物理的な距離や商習慣の距離、また文化的な距離、など様々な”距離”が存在するため、実際にどんな人がどのようにプロダクトを使ってKINTOを利用しているのかを把握することに、高いハードルがあります。それでも何とかして有益な情報を入手しなければなりません。そのため、現地とのコミュニケーションにおける深さや質の向上は、私達が提供する価値を左右する非常に重要な要素になっています。
(↓の写真は今年世界各地のTOYOTAグループ企業を集めてアメリカで開催されたHackathonイベントの模様。このような場でグローバルのメンバーと交流することも私達にとっては非常に意義があります。ちなみにこのイベント、2023年も実施予定のようです!)
US_Hackathon

上記で書いたこと以外にも困難なことはいろいろあるものの、まだ正解がわからないモビリティーサービスにおいては試行錯誤しながらやるからこその魅力があります。各地で実施する新しい取り組みや、新しい形での「移動の喜び」の届け方へ今の段階から関わることができるのは、他の組織ではなかなか味わえないKINTOならではの醍醐味なのではないでしょうか。

モビリティーサービスの将来像について、いろいろな人や各企業が想像力を膨らませて考えています。それでも、この領域では確定的なものがまだまだはっきり見えません。その中で、世界各国にいるKINTOユーザーの気持ちへ寄り添いつつ「移動の喜び」を具現化するプロダクトの実現に興味がある方は、ぜひ一緒に前進させていきましょう。


UIUXチーム

ミッション

UIUX担当の渡辺です。
「KINTO」のブランドで世界展開している各種モビリティサービスに対して、UIUXチームではGlobal KINTO App(GKA)というアプリの制作から、Global KINTO Entrance Webまで規模の大小問わずたくさんの開発活動に関わっています。
ビジュアル的な制作と論理的な情報設計が私達のミッションです。
トヨタグループという大きなバックボーンがあるのでルールや制約が多いと思われる方もいると思いますが、実は決まっていないことも作っていないものもたくさんあります。

Design System

最近一段落ついた大きなプロジェクトはDesign Systemの構築です。
DesignSystem

サービスを構築していくには、職種や技術力の壁を超えて同じクオリティを制作することはとても困難です。その問題を解決する1つがDesign Systemでした。
簡単に言えばデザイナーもエンジニアもコピペするだけで同クオリティのものが簡単に作れるコンポーネント集です。
ゼロからの作成だったので、ロゴ規定やカラートーン、アイコンにいたるまで約1年の製作期間は本当に大変でした(本当に…)
現在は社内での導入はもちろん世界のKINTO各社から導入についてお問い合わせが来るようになりつつあり、その1件1件に涙が出そうなくらい嬉しいです。

Global KINTO App

GKA_Design
GKAの愛称で親しまれています。「世界中のKINTOサービスを1つのアプリでつなぐ」というコンセプトを持たせたモバイルアプリです。現時点ではタイとカタールのKINTOサービスが実装されています。

GKAではアジャイル開発の1つであるスクラムをベースに体制を作っているためプロデューサー・エンジニア・デザイナーがとても近い距離で話し合いながら進められています。
スクラムといえばエンジニア以外は敷居が高いイメージですが、社内では著名な方を講師に迎えてのワークショップの実施などを積極的に行っているので、とても参加しやすくなってきました。

課題と今後

一方、理想通りにはいかないことも多くあります。グループ企業との関係性が複雑な部分があり、ステークホルダーが多すぎて「なかなか判断が進まず長い期間足踏みをしている場面」もあります。「仮説を立てる段階でのリサーチや検討が不十分な場合」もありプロセス整備をしていくことも今後の課題です。
学ぶことも挑戦することも多いので大変ですが裁量も大きいので、やりたいことに手を上げて発言しやすい環境です。チームメンバーの言語も経歴も様々がゆえに新しい発想や表現に出会う毎日でもあります。未来のモビリティーを想像し、いま無いものを生み出すことにやりがいを感じて、想像力全開で取り組める人にぜひ参加して欲しいと思っています。

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共通サービス開発グループについてWebサービスやモバイルアプリの開発において、必要となる共通機能=会員プラットフォームや決済プラットフォームなどの企画・開発を手がけるグループです。KINTOの名前が付くサービスやKINTOに関わりのあるサービスを同一のユーザーアカウントに対して提供し、より良いユーザー体験を実現できるよう、様々な共通機能や顧客基盤を構築していくことを目的としています。

PjM /システム開発G /東京

システム開発Gについて各国のKINTOビジネスの成長を支援すべく、そのシステムプラットフォームの全体デザイン、設計、開発、導入を担うグループとなります。新しいグローバルプロダクト・プロジェクトに関わり、ゼロイチに関わる機会が存分にあります。